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【22】エアレース観戦だ! [保育園送迎記]

 5月16日は、タカシ待望の幕張エアレースの日。レミママが都合が悪くなって私が急遽行くことになった。人ごみはいやなんだが、見たくもあり、孫2人連れて4人で出かける。タックンはケガが癒えて間もないというか、まだ療養中とも言えるが、元気いっぱい。ヒトシと一緒になって走り回るようになった。

 ヒトシはなぜだか知らないがジブリの「風立ちぬ」が好きで、ほんとヒマさえあればBDを見ている。複雑なストーリーを理解できるとは思えないので、あの飛行機が飛ぶところが魅力的なんだろう。というわけできっとエアレースにも興味を示すに違いないと思って連れてきたわけだ。(「トトロ」も同じくらい好きで、ほとんど毎週見ているのではなかろうか。そういえば、トトロもネコバスも空を飛ぶなあ。古い「トトロ」(DVD)は先日とうとうオシャカになってしまった。)

 チケットは検見川浜エリアで、メインの会場からは離れているが、ここからでも十分迫力は伝わってくる。東京湾奥の向こうから小さな点が現れたかと思うと、次第に大きくなってエンジン音も響いてきて、何回も旋回しているのが見えてくる。パイロットにOKの指令が届くと、ぐ~~~~んと急降下してきて、目の前を轟音を発して飛びすぎる。パイロンと呼ばれる障害物の間を水平に通り過ぎたり、シケインというコースではパイロンの間をジグザクにカーブして飛ぶ。このへんはアルペンスキーの大回転などと似ている。同じモータースポーツでもF1などとの違いは、3次元なので機体が真横向いたりひっくり返ったり、急上昇、急降下したり。パイロットはどういう空間感覚をしてるのだろう。

エアレース.jpg


 ヒトシはナイロンのテープが張ってある一番前まで行って熱心に見ている。タックンはタカシに肩ぐるまされて見ている。トレーニングと呼ばれる本番前の練習が終わって、いよいよ予選本番。同じコースを2度飛んでいいほうの記録で順位をつけていくようだ。日本期待の室谷選手がまずまず(14選手中9位だからあんまりよくないか)のタイムでゴールしてから帰路につく。すでに17時になっている。

この室谷選手が42歳だが、欧米系の選手は50歳台後半もいる。私とほとんど年が変わらない貫禄の人もいる。空軍パイロット出身などが多いのでやはり年季が物を言う世界なのだろう。ただ、F1並みのビッグビジネスになれば、若いときからエアレースのパイロットをめざす若者が増えてさらにスリリングなレースになっていくかも知れない。


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