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【165】コロナワクチンとマスク [保育園送迎記]

 小春日和の穏やかな天気が続きます。こういう日ばかりだとありがたいのですがね。冬が近づくに連れて、新型コロナウイルスがまた感染の広がりを見せています。ワクチン開発も進んでいるようですが、このワクチン開発の喜ばしいニュースがここ数日続いて出てきました。一つはアメリカの多国籍企業ファイザーとドイツのビオンテックが開発したもの、もう一つはアメリカの新興モデルナの開発によるもので、いずれも90%以上の有効性だそうです。

 11月17日の日経新聞に掲載された英エコノミスト誌の記事によれば、このワクチンは遺伝情報を持つmRNAから作るもので、これまでのウイルスのたんぱく質を使うワクチンとはまったく製造方法が違うものです。だから短期間で製造が可能になりつつあるということと、この開発手法はがん治療などにも応用ができそうという大きな特徴があります。ゲノム編集という技術が生きてくるわけです。これは大きなニュースです。

 ドイツのベンチャー企業ビオンテックはトルコからの移民1世による創業で、アメリカの製薬大手のファイザーはCEOがギリシャ人だそうです。想像を絶するような開発競争は彼らのような人材が担っています。GAFAと呼ばれるようなIT大手企業の経営者もその多くが、アジア(インド)や中東の出身者です。やはり既存の秩序にとらわれない挑戦心や負けじ魂(あるいはありがちな差別を克服するエネルギー)みたいなものが成功への強い推進力になっているのでしょう。

 コロナワクチンが大きな副作用もなく、世界中に普及することができれば、人々は健康への不安を大きく減らして、経済社会活動も再活性化するでしょう。東京オリンピックも大きな不安なく開催できるかもしれません。ぜひそうなってほしいものです。

 毎朝ラジオ体操に出たり、たまにスーパーやコンビニに買い物に行くと、みなさんマスクをきちんと着用しています。私もマスクはいつも用意しているのですが、どうしても忘れてしまうことが多い。私は肺機能がずいぶん弱いので、口も鼻もマスクで覆うと息苦しくなってしまいます。だからマスクを着けても、鼻を覆ったり出したりを繰り返してしまいます。それにしても、みごとなくらいみなさんマスクを着用しています。だから私のようないいかげんな人間は「キッ」とにらまれてしまうこともあります。はやくコロナ禍に去ってもらいたいものです。(花咲き〈サザンカ〉、紅葉〈カエデ〉、黄葉〈ケヤキ〉する秋の木々)

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