【23】54日ぶりの登園：まごまご日記：SSブログ

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【23】54日ぶりの登園　[保育園送迎記] [編集]

　タックンのギプスが取れて、５日。まだ多少歩きは覚束ないところがあるが、かぶれのあともだいぶよくなってきたし、なにより元気に走り回っている。１週間はまだ家で様子を見ようと思っていたが、保育園に連れていったほうがいいかもしれない。なにより本人が「行きたい」と言っているから、家にいるのがよほど退屈なのだろう。

　ということで、週明けの18日月曜日から登園させることにする。朝からテンションが高くて、息子家族の家まで車で迎えに行くと「ヤッホー」などと叫んで出てきた。下の階に住む奥さんも「タックン治ってよかったね」と声をかけてくれる。

　２ヵ月弱ぶりの登園である。休んだのがちょうど年度替わりの端境期だったので、新しい保育士さんにいろいろと説明したり、説明されたり。タックン、緊張して固まってしまっている。でも部屋に入ると勝手知ったるナントカで、すぐに遊具を取り出して遊びだしている。一緒のクラスの友だちもちゃんと覚えていてくれたらしく、それこそ何ごともなかったかのように保育園での日常が戻ってきた。ただ、やはり保育士さん達は心配で、おっかなびっくり見守っているという。それはそうだろうな。

　ケガして休み始めた頃よりいくらか身長も伸びているようだし、顔つきもガキっぽくなってきた。でも、私が夕方迎えにいくと、満面笑みで駆け寄ってくるのは以前と変わらない。最近、帰るとき保育園の玄関においてある水槽の中のカメさんを見るのが楽しみらしい。

　朝２人を登園させるときは車を使うが、帰りは駅から自宅まで車を取りに行くのがめんどうなので、駅前の駐輪場に置いてある自転車で迎えに行くことがある。前にタックン、後ろにヒトシを乗せているが、近くの中学校の下校時と一緒になるので、タックンは中学生達にも「ばいばい、ばいばい」と手を振って挨拶を怠らない。けげんな顔をする生徒もいるが、にこやかに手を振り返してくれる女子生徒もいる。

　昨日はいつもの屋台の店でたこ焼きを買ったら、もうひとパックおまけしてくれた。