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【167】コロナにも朝の寒さにも負けず [保育園送迎記]

 このところずっと朝6時過ぎには家を出て、ゴミ出しのある日はゴミを出し、ラジオ体操のある公園に行って、しばらく公園の周囲を歩く。きついがだんだんと歩く距離も長くなってきた。ただ、まだ足元がおぼつかず安定しない。はたから見ればよたよたする感じかもしれない。毎日、朝5時から来ているという人もいる。3時半には朝食を済ませるという。私はこの人とよく話をする。脳卒中で倒れて絶望的な考えに陥ったことなどを話してくれた。この年まで生きたからもういいか、と。絶食を試みたそうである。富山に住む私の義兄も超早起きの人で、夜の8時には床について3時過ぎに起きる。そして畑仕事をしている。それが毎日のリズムになればそれがその人にとっていいわけである。朝の空気や畑の土と会話するほうが人間と会話するよりうんと気持ちがいい、ということもあるだろう。

 冬至を過ぎてもまだ夜明けの時間は早くならず、1月の中旬から次第に早くなるという。東の空が赤い朝焼けに染まるのがなんともきれいである、メジロやエナガやシジュウカラがあちこちで鳴き始める。なぜか寒くなるとカラスがおとなしくなる。もうしばらくして冬の寒さがゆるんでくるとツグミが渡ってくるだろう。春近くなるとウグイスも鳴き始める。それはまだ先だが。

 コロナ禍はますます拡大している。今週から来月いっぱいは市の事業としてのラジオ体操は休止だそうである。といっても私みたいに習慣になっているとそうかんたんに休むのも難しいのである。だから相変わらず公園に出かけてよたよたと歩いている。すると同じようにかなりの人数(ふだんの半分くらいか)の人たちが集まってくる。だからいまは参加者任意のラジオ体操で、もしコロナ感染なんかが起きても個人の責任というわけである。

 コロナ禍のおかげで日本全体の死亡者数が減っているという。インフルエンザなどの感染症が激減しているのである。そういうこともあるとは思うが、問題は自殺者数の増加である。コロナが生活を破壊し、生きる希望もつぶしている。また、がんの検診なども減っているというから、時間差でがん患者、がん死が増えるだろう。

 今日は師走の30日。冷たい雨が朝から降っている。雪の多い地方では難儀な年の暮れである。来年もコロナのせいであんまり明るい展望は持てないが、それでもなんとか乗り切りたいものである。みなさまもよいお年をお迎えください。




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