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【182】夏休みと52年目のビートルズ [保育園送迎記]

 蒸し暑い日が続きます。熱中症に気をつけてください、とのべつまくなしに言われていますが、さらにコロナ禍の猛威です。とくに高齢者はたまったものではありません。持病が悪化してなくなるケースが多いようです。大いなる自然の摂理かもしれません。多すぎる年寄りから順に世を去るのです。私もその候補の1人になります。コロナに感染すればかなりの確率で向こう側に行ってしまうでしょうね。ということで、先日はお役所のすすめに従い、4回目のワクチンを打ってきました。そしたらこれもお約束のように翌日午後には8.6度の熱が出ました。からだもいつにも増してだるい。心拍数が上がる。

 レンは夏休みに入る前の日、わが家に帰ってきて、3時からさっそくタブレットを開きます。私が自宅のWiFiをつないであげたら、あとは自分ですいすいと操作しています。1年生ですよ。なんとかいうアプリを開けば、クラスみんなと先生の顔が並んでいます。おっといかん、私の顔が映り込んでいる。あわてて引き下がる。兄弟妹3人ともタブレットを貸し与えられています。あれけっこう重い。

 先日の新聞。ビートルズの「Get Back」の全面広告が載っていました。ディズニーのネットで放映されていたやつですね。これはその昔、「Let It Be」という映画があって、それが権利関係かなにか知りませんがずっとパッケージ商品化されなかったのを、同じ材料を使ってピーター・ジャクソンという監督さんが再編集したものです。私はこの映画「Let It Be」を試写会で観たんです。1970年、52年前、17歳です。田舎の高校生だった私が応募して、はるばる福岡まで行って観たんです。そして大感激したんです。それから待つことしきり。公開再上映でもパッケージでも、出たら必ず買うぞ(観るぞ)と思って52年ですよ。

 さっそく買いました。まだ観てはいません。ブルーレイ(もしくはDVD)3枚組というのがどうも長過ぎる。ディズニーが少しでも長尺で稼ごうとしているのではないかとつまらぬことを思ってしまいます。とにかくビートルズは次から次へと新商品が出ます。タネは尽きないわけです。ビートルズに限らずボブ・ディランもスプリングスティーンもニール・ヤングも全著作権を○百億円でどこそこのファンドに売ったとかという遺産整理みたいなニュースも次々と出てきます。ロックミュージックが完全にビジネスになって、金融商品化しています。つまらんねえ。そんなに稼いでどこへ持っていくんだ。世界中の若者の飢えた魂を救ってくれるんじゃなかったのか。

 まあ、とにかく聴いて(観て)みましょう。
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