SSブログ

【157】おはぎ、ちまき、セミの羽化、ミミズののたくり [保育園送迎記]

 暑い中、スーパーに買い物に行ったら、おはぎもちが並んでいたので、とっさに買った。きな粉と小豆あんひとつずつを半分ずつ家人とわけて食べた。私は酒飲みだがこれは昔から好きなのである。田舎の母がよく作ってくれた。5月のちまきも毎年作ってくれた。これも子供たちはきな粉を付けて食べていた。

 母が亡くなるひと月ほど前、ベッド際で痩せた脚をさすったりしていたら「ちまきをつくらにゃ……」とうわごとを言う。まだ、子供たちに作ってやらねばならないという気持ちが残っていたのだろう。それからもう28年が経って、来年、私もそのときの母の年齢に達する。その間、私も母と同じ病気にかかった。同じような経過をたどるような気がしてならない。

 今日は、ス―パーで買ったおはぎを食べたあと、昼寝をしたら、ふだん思い出しもしない田舎時代の友人が何人も出てきた。そのうちの1人は2年前に交通事故で亡くなっている。お盆のせいかね。

 今日(それから2、3日あとの)、ヒトシが朝からわが家にやってきてutubeをみたりしている。昼は3人で食べて、夜はパパが食料を買い込んでくるという。子供たちは夏休み。パパママはテレワークだったり特別有休だったりして家にいるので、エネルギーを持て余しているのだろう。外へ出ようにも、刺すような光線が降り注いでいる。今日は午後から雨の予報だったが、少し曇ったっきり。降りゃしない。

 ラジオ体操をやる公園の木々の間の道はセミが抜け出したあとの穴が無数に開いている。木の幹には羽化したあとの抜け殻がいくつもくっついている。日中は彼らの鳴き声であたり中包まれる。土中が暑くて地上に出てきたミミズが何匹ものたくっている。這ったあとがくっきりと残っている。地上に出たとて乾涸びて死ぬだけなのに。

 お彼岸の頃までこの暑さが続くという。まだひと月以上ある。暑さはともかく、台風、大雨そしてコロナ禍は鳴りを潜めていてほしいな。

IMG_7137.jpg




 

 
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。